90: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 01/11/21 03:52
今回は、私がまだ22歳の会社員時代に体験した事をお話します。 

当時私は、某求人誌を発行している会社のプログラマーで、2交代制のシフトで仕事をしていました。 
そんなある日のこと。その日はなぜか朝から頭痛がひどく、プログラ 
ミングなどという細かい作業はとてもできる状態ではありませんでし 
た。なので仕方なく上司に頼んでしばらく休憩室で休ませてもらう事にしました。  

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それまで先輩から、
「昔まだ夜勤があったころ、夜勤の人用の仮眠室があったんだけど、
今は(もう夜勤がないので)気分が悪い人の休憩室になってるよ」
とは聞いた事がありましたが、実際に入った事はありませんでした。
管理部からカギをもらい、私は地下にあるその休憩室こと旧仮眠室に
向かいました。


それは畳3畳分くらいのスペースで、手術台のような小さなベッドが
真ん中にポツンとあり、その上には箱ティッシュがおいてあるだけで、
窓もなく天井も低い、なんともいえない部屋でした。
私はとりあえず入ってカギをしめて横になり、入り口に背を向けてシ
ーツをかぶって目を閉じました。

1時間ほどして目が覚めました。すると、なんだか入って来た時より
空気が重苦しいのです。季節は秋だというのに、室内が湿気っぽくム
ンムンして暑いのです!
「(…あ、やばいかな?)」


91: 『会社の仮眠室』 01/11/21 03:53
そう思うや否や体が硬直し、金縛り状態になりました。
じっと耳を澄ませていると、
「フン〜〜、ン〜〜、フン〜〜、ン〜〜」
という何か変な音が聞こえて来ました。
「(え!うそ〜〜!!何〜?!)」
と思ってじっとしてると、人のような、獣のような荒い鼻息が部屋の
どこからか聞こえてきていたのでした。

私はだんだん怖くなってしまい、
「(やだ、やめて、やめて!)」と心の中で繰り返し叫びました。
すると耳もとにおいてあったティッシュを、シュッと取る音がしました。
それと同時に嘘のように金縛りが解け、部屋の湿気がうせてきました。
それから2〜3分何もないことを確認し、様子を見ながらゆっくり起
きました。

「ああ、もうここにはいられない!」
と思い、部屋を出ようとしたとき目に飛び込んできたものは、床に落ち
ているくしゃくしゃになったティッシュでした。
勿論、来たときはそんなものなかったし、カギを閉めていたので他人が
入っては来れないはずです。
「なんで…?はっ!!」
その瞬間、この部屋で何が起こっていたのか、一瞬にしてことの一部始
終を想像してしまい、ダッシュで自分の課へと逃げ帰りました。


後日、社の内情に詳しい男性社員に話してみたところ、
「ええ〜、それ○○課長が君が休んでる事を聞きつけて、来たんじゃな
いの〜?」などと、最初は冗談を言っていましたが、しばらくしてこん
な事を言いました。

昔夜勤の途中で過労死した管理職の方がおり、地下へ下りる階段より下
のほうでたびたび目撃されるとのこと。そして、もっと詳しく話を聞い
てみると、その階段からコケたり落ちたりするのや、突然の頭痛や吐き
気で休憩室にいくのは若い女子社員が多いのだそうです。
その男性社員も、
「なんでティッシュだけが置いてあるのか、謎なんだよな〜。ずーっと
そうなんだよな〜。ず〜っと。」

今話せばちょっと笑えるかもしれませんが、そのときは本当に怖かったのです。
 若い女子社員…私も呼ばれたんでしょうか?


引用元: 死ぬ程洒落にならない話を集めてみない? PART9

 

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